はじめに
「社内にITに詳しい人がいない」「困ったときに相談できる先がほしい」——郡山や福島県内の中小企業・個人事業主の方からよくいただくお悩みです。パソコンの不調、ホームページの管理、セキュリティ対策、補助金を使ったシステム導入。いざ外部に頼もうとしても、どの会社に何を基準に頼めばよいのか分かりにくいのが正直なところだと思います。
この記事では、IT外注先(ITサポート会社)を選ぶときに確認しておきたい5つの基準を、実際によくある失敗例とあわせて整理します。
1. 「相談しやすさ」を最優先に考える
専門用語を並べられて話が分からないまま契約してしまい、後で「思っていたのと違う」となるケースは少なくありません。ITは中身が見えにくいぶん、こちらの状況をかみ砕いて聞いてくれるか、専門用語をかみ砕いて説明してくれるかが、長く付き合ううえで一番効いてきます。
最初の問い合わせや打ち合わせのとき、こちらの「分からない」を否定せずに拾ってくれるかを見てみてください。ここが合わない相手とは、技術力が高くてもやり取りが続きません。
2. 対応範囲が自社の困りごとと合っているか
ひとくちに「IT会社」といっても、得意分野はさまざまです。ホームページ制作が中心の会社、業務システム開発が中心の会社、機器の保守やヘルプデスクが中心の会社。自社の困りごとと相手の得意分野がずれていると、「できなくはないが本業ではない」対応になりがちです。
- パソコン・ネットワークのトラブル対応をしてほしいのか
- ホームページや予約システムを作って運用してほしいのか
- 補助金を使ったシステム導入を一緒に進めてほしいのか
まず自社が何に困っているかを言葉にし、それを「ふだんから扱っているか」を確認すると、ミスマッチを避けやすくなります。
3. 料金とその「内訳」が明確か
IT外注でトラブルになりやすいのが料金です。月額に何が含まれるのか、追加作業はどう課金されるのか、初期費用と運用費用がどう分かれているのか。ここがあいまいなまま進むと、後から想定外の請求につながります。
「一式」「お任せ」ではなく、作業ごとの考え方を説明してもらえるかを確認してください。多少手間でも見積もりの内訳を出してくれる相手のほうが、長い目で見て安心できます。
4. 地域で継続して相談できるか
IT外注は一度きりではなく、運用やトラブル対応で長く付き合うことになります。大手の窓口は安心感がある一方、担当が毎回変わって状況を一から説明し直す、という負担も起こりがちです。
郡山のような地域では、自社の事情を継続して分かってくれる相手がいるかどうかが、いざというときの動きやすさを左右します。オンライン中心でも、状況を引き継いで対応してくれる体制があるかを確認しておくとよいでしょう。
5. 「できないこと」も正直に言ってくれるか
何でも「できます」と即答する相手より、できること・できないこと・別の手段を正直に整理してくれる相手のほうが、結果的に信頼できます。ITには万能の正解はなく、予算や規模によって適した方法が変わるからです。
提案を聞くとき、メリットだけでなく注意点やコストの話もしてくれるかを見てみてください。
まとめ
IT外注先を選ぶときは、「①相談しやすさ ②対応範囲の一致 ③料金の明確さ ④継続して相談できるか ⑤正直さ」の5つを確認すると、大きな失敗を避けやすくなります。技術力はもちろん大切ですが、それ以上に「長く相談していける相手か」を見ることが、中小企業のIT活用ではうまくいく近道です。
橋坂情報技術研究所は、郡山の中小企業・個人事業主の身近なITパートナーとして、パソコンのトラブルからホームページ・システム導入、補助金を使ったIT化まで、専門用語をかみ砕いてご相談をお受けしています。「何から相談すればいいか分からない」段階でも構いません。お困りごとがありましたら、お問い合わせフォームから、または右下のチャットでお気軽にご相談ください。