2025年12月更新:最新の統計データと手口を反映
2025年 過去最悪の被害状況
フィッシング対策協議会によると、2025年の報告件数は約185万件(11月時点)に達し、年間200万件を突破する見込みです。被害総額は推定5,500億円と過去最高を更新しています。
特に深刻なのが証券口座の乗っ取り被害で、わずか7か月で6,200億円を超える不正取引が発生しました。
2025年 最新の手口
1. リアルタイム型フィッシング
被害者がフィッシングサイトに入力した情報を、攻撃者が即座に正規サイトに入力。ワンタイムパスワードも突破されてしまう巧妙な手口です。
2. ボイスフィッシング(電話詐欺)
銀行を名乗る電話でメールアドレスを聞き出し、フィッシングメールを送付。1回あたり約4億円の被害が出たケースもあります。
3. AIディープフェイク詐欺
生成AIで経営幹部の動画を偽造し、ビデオ会議で2,500万ドル(約37億円)を騙し取った事例が海外で報告されています。
4. なりすましブランドTOP5
- Amazon(全体の約15.4%)
- Apple(11.3%)
- 金融機関(銀行・証券)
- クレジットカード会社
- 航空会社(ANA・JAL)
中小企業が今すぐできる対策
技術的対策
- パスキー認証の導入 - パスワードレスで安全
- DMARC設定 - なりすましメール対策
- Webフィルタリング - 危険サイトへのアクセスブロック
運用面の対策
- 公式サイトはブックマークからアクセス
- メールのリンクは直接クリックしない
- 不審な電話には折り返し確認
- 従業員への定期的なセキュリティ研修
被害に遭ってしまったら
- 該当サービスのパスワードを即座に変更
- クレジットカード会社・銀行に連絡
- 福島県警サイバー犯罪相談窓口(024-522-2151)に相談
- IPA情報セキュリティ安心相談窓口に報告
当社では中小企業向けのセキュリティ対策支援を行っております。従業員研修やセキュリティ診断など、お気軽にご相談ください。